この塔頭も 白鳳12年創建ですから 気の遠くなる歴史の上に存在します。
当麻寺に有るお庭の中でも 何か気持を優しくしてくれる風情の有る庭ですね。
江戸初期に造られたようです。
南の山の面した山裾を利用して 綺麗に自然に整えられて居ます。
西塔(天平建築の粋)が借景になり 心字池に映っている。
また 園路にそって水琴窟が二つあります。
山裾を廻って見下ろしますと 鏡のような水面に でも
けっして私の心は波立つことは無い はずも無し・・・です。
見晴らし台から東西の塔を眺め 遠く大和盆地に畝傍山が望めます。
間延びした植木は気になりますが
ゆっくりできますね。 お勧めです。